女性のからだの中では1ヶ月で大きな変化が起こっています。その変化は基礎体温をつけることで知ることができます。サイクルは大きく分けると月経期→低温期→排卵期→高温期→(月経期)の繰り返しです。
月経はだいたい28~30日前後の間隔で起こり、威哥王自然に止まる子宮からの出血のこと。身体が成熟し、妊娠?出産するための機能が整ってくる時期(大体、小学校高学年くらい)から月経が始まり、これを初潮と言います。50代になって閉経を迎えるまでの数十年間、毎月同じことが繰り返され、1回の出血は通常3~7日続きます。
月経の周期に応じて子宮内膜はだんだんと厚くなりますが、受精が起こらなけば、古くなった子宮内膜に栄養を送っていた血管は収縮し、血液がいかなくなることで自然と剥がれ落ち、膣を通って外へ排出されます。これが「月経」。体の組織の一部なので、出血しながら剥がれ落ちるわけです
月経が始まった日から次の月経が始まる前の日までの「月経周期」は大体30日前後。単純に考えれば、前の月経の始まった日に31日を足せば、次の月経予定日の目安をつけられます。しかし、月経周期は人によって個人差があり、25日~35日くらいの幅があります。一般的に思春期の間は周期や月経の日数も安定せず、成熟してくるにしたがって安定し、更年期になるとまた不安定になる傾向があるようです。
月経の時に多少下腹が痛くなったり腰が重くなったりするのは、子宮の周りに血液が滞るせい。特に「異常」というほどのことではありません。むしろ、月経時に全く無痛という人の方が珍しいでしょう。
経痛が問題になるのは、痛みが非常に強く、日常生活に支障が出たり、毎回痛み止めを何錠も飲まなければいけなかったりするケースです。月経のたびに寝込んで仕事を休むような人は、「単なる月経痛」と放置していてはいけません。特に、以前は効いていた痛み止めが効かなくなってきたり、痛み止めが効いている時間が短くなってきていたりしたら要注意。
ひどい月経痛を伴う月経困難症には、2つの種類があります。子宮内膜症や子宮筋腫など月経痛の原因となる病気がはっきりしている「器質性月経困難症」と、はっきりとした原因は分からないけれどとにかく痛い「機能性月経困難症」です。
月経困難症の治療は、薬による治療と手術による治療に大きく分けられます。
はっきりとした原因がないのに痛い場合や、原因となっている病気に対して手術など
積極的な治療を行う必要がない場合は、治療の目的は「痛みを軽くすること」になります。生活改善を行ったり、薬を上手に活用して痛みを和らげていくわけです。
どんな病気にも言えることですが、まず大事なのは生活改善。ストレスをためない、良質な睡眠を取る、体に害のある食品を口にしない、体を冷やさない……こういった日々の積み重ねを行わずに薬などで治療を行っても、根本的な解決にはなりません。
特に、女性にとって大敵の「冷え」を改善することは月経痛だけでなく、あらゆる婦人科の病気改善につながると思っていいでしょう。体の内部を冷やさないためには、薄着をしない、毎日寝る前にきちんと湯船につかる、冷たい飲み物や体を冷やす食品を摂り過ぎない、発酵食品や精製していない食品を食べる、定期的に運動をするといったことを心がけることをオススメします。
体質的に冷えや血行不良がある人は、体を温めたり血液の流れを良くするような漢方が有効なこともあります。婦人科でよく使うのは、「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」や「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」など。五便宝これらの漢方は、滞った悪い血を押し流してくれる働きがあります。これらと子宮の収縮を和らげるような漢方を組み合わせて痛みをコントロールしていくこともあります。
毎月の生理は女性にとって極普通のことです。月経痛もそうです。だから、怖くないで、微笑んでその毎日を過ごしましょう。